ハイドロカルチャーの観葉植物はメリットが多い?室内に置いてみた感想を紹介!

観葉植物を家に置きたいけれど、「育てるのが難しそう」「虫が湧くのが耐えられない」「インテリアに合うおしゃれな観葉植物ってあるのかな」と思ったことはないでしょうか。

そのようなあなたにおすすめなのが、ハイドロカルチャーでの観葉植物の育成です。

私もハイドロカルチャーでの観葉植物に興味があったところに、ご縁があり東京寿園様よりガジュマルを提供していただきました。

本記事では普段土で観葉植物を育成している私が、ハイドロカルチャーの観葉植物を室内に置いてみた感想、ハイドロカルチャーのメリットとデメリットを紹介していきます。

このような人におすすめ

・ハイドロカルチャーに興味がある人
・インテリア用の観葉植物を探している人
・観葉植物をこれから育て始める人
・虫が嫌いだけど観葉植物を育てたい人

目次

ハイドロカルチャーとは?

ハイドロカルチャーとは簡単に言うと自然の土を使わないで植物を育てる方法です。人工の土などを使用するため、虫が湧かず、汚れもあまり出さないところが特徴です。

水抜き穴が無い容器に入れて育てるため、余計な受け皿も不要で、おしゃれなインテリアとして置くのにもピッタリです。

水やりのタイミングもわかりやすいため、観葉植物初心者の人でも簡単に育てることが出来ます。

東京寿園の観葉植物ってどうなの?

東京寿園HPより

今回ガジュマルを提供いただいた東京寿園は、胡蝶蘭や観葉植物の販売、観葉植物の情報マガジンを運営されている企業です。

この情報マガジンはクオリティが高く、ほぼ毎日観葉植物についてのネタを細かく記事に書いており、非常に勉強になる内容ばかりでした。

東京寿園の観葉植物は、ゼオライドと言われる見た目もおしゃれな植え込み材を使用しています。また、綺麗なガラスボールを使用しており、インテリアに合わせやすいところが特徴です。

ガジュマルの他に、モンステラ、パキラ、テーブルヤシ、コーヒーの木、サンスベリアも販売しているため、好みに合わせて観葉植物を選ぶことが出来ます。

室内に置いてみた感想

普段土で大きな観葉植物を育てているため、初めてハイドロカルチャーの観葉植物を見ると正直小さく感じてしまいました。

しかし、インテリアに合わせる観葉植物として考えると持ち運びも便利で、場所も取らないので今ではお気に入りの観葉植物です。

ゼオライドは根腐れ防止剤としての役割もあるため、半年~1年に1度は交換が必要となってきますが、これだけ小ぶりなガラスボールなら交換も簡単に出来そうです。

今回提供いただいたガジュマルの高さとガラスボールの幅を載せておきます。参考にして下さい。

ガラスボールの寸法(約9cm)
ガジュマルの高さ(約15cm)

ハイドロカルチャーのメリット

実際に室内に置いてみてわかったハイドロカルチャーのメリットはこちらの5つです。

① 水やりが簡単
② 虫が発生しにくい
③ インテリアとして最適
④ 大きく成長しない
⑤ 軽量

メリット① 水やりが簡単

水やり前
水やり後

観葉植物を育てるにあたって難しいのが水やりのタイミングです。

水が足らなければ水不足で枯れ、反対に水を与えすぎると根腐れで枯れてしまいます。

実際、土で育てていると水を与えるタイミングを間違えて観葉植物を枯らしてしまった。という声を良く聞きます。

ハイドロカルチャーは、底に水がなくなったら加えるだけで良いので、写真のような透明な容器に入れて育てると水を与えるタイミングが一目瞭然です。

また、水を与える頻度が土よりも少ないため、手間があまりかからないところも良いです。

メリット② 虫が発生しにくい

土育成では虫が発生する可能性あり

観葉植物を土で育てると大量のコバエが発生する可能性があります。それが嫌で観葉植物を育てたくない…と思う人も少なからずおられますよね。

私も一度コバエが大量に発生したことがあり、その時は駆除するのが非常に大変でした。

その点ハイドロカルチャーでは土を使わないので、虫が発生しにくく、室内でも安心して観葉植物を育てることが出来ます。実際に今のところ虫が発生しておりません。

またハイドロカルチャーは無菌で清潔なので、臭いも無く、汚れないところも特徴の1つです。

メリット③ インテリアとして最適

テレビボードに置いたイメージ

ハイドロカルチャーは底に穴の空いていない容器を使うため、余計な受け皿が不要です。そのため、自分好みの容器で育てることが出来ます。

家のインテリアに合わせたいのでハイドロカルチャーで観葉植物を育てたい!という人は多いのではないでしょうか。

容器も植え込み材も好きに変えることが出来るため、私はこれがハイドロカルチャーで育てる一番のメリットではないかと思います。

※与えた水の量を把握するため、透明な容器がおすすめです。

メリット④ 大きく成長しない

ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるとほどんと成長しません。

成長すると管理が大変なので今の大きさが丁度良い。インテリア用なので成長してほしくない。という人にはぴったりです。

こちらはメリットと思う人もいれば、デメリットと思う人もいるでしょう。

メリット⑤ 軽量

ハイドロカルチャーで使う材料は、土よりも圧倒的に軽いです。

そのため持ち運びが楽なのはもちろん、空中に吊るして飾ることも出来ます。

ちなみに私が今回いただいたガジュマルは0.5kgで、以前から土で育てているパキラは5.6kgの重量がありました。

ハイドロカルチャーのデメリット

これまでメリットばかり書きましたが、ハイドロカルチャーにはもちろんデメリットもあります。

ハイドロカルチャーのデメリットはこちらの2つです。

① 大きく成長しない
② 根腐れが起こる

デメリット① 大きく成長しない

ハイドロカルチャーは水だけで育てるため、栄養がたっぷりある土と比べると植物を大きく育てることが出来ません。
そのため、写真の左のパキラのようには成長しません。

「観葉植物を大きく育てたい」
「挿し木や株分けをしたい」
「成長過程を見ていきたい」
という人には、ハイドロカルチャーは向かない育成方法となっております。

デメリット② 根腐れが起こる

ハイドロカルチャーでは、根が排出する老廃物が容器の底に溜まり、根腐れが起こる可能性があります。

根腐れが起こると観葉植物が枯れてしまうため、定期的に鉢の中をお手入れする必要があります。

まとめ(土育成との比較)

ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる際のメリットとデメリット、土で育成する場合との比較をまとめると以下の通りです。

スクロールできます
メリットデメリット
ハイドロカルチャー
で育成
水やりが簡単
虫が発生しにくい
インテリアとして最適
大きく成長しない
軽量
大きく成長させられない
根腐れが起こる
土で育成大きく成長出来る
挿し木や株分けが出来る
成長過程を見れる
虫が発生する
土で汚れる
重量感がある

ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるのは、メリットも多くありますがデメリットもあります。

そのため、自分の求めている条件に合わせて育成方法を決めることをおすすめします。

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